プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

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隠すという美徳
外国の小説や映画などをみていると、たまにレストランで女性に「値段の入っていないメニュー」が渡される描写がある。初めてこれを知ったときは「西洋の男性はキザなことをするもんだな〜」と感心した。

この仕事を始めてしばらくしたとき、あるプライベート・クラブのメンバーシップ・マネージャーに「前田さんが普段どんな場所で仕事をしているのか、ご家族に見せてあげてください」といわれ、会員でもないのに、家族で食事させてもらったことがあった。大使夫妻やCEOたちと同じフロアで同席していることに、僕らはちょっと緊張しながら食事をした。最後まで、スタッフの全員が、僕らを他のゲストと同じように扱ってくれ、僕は家族に鼻高々だった。そんな経験をさせてくれたマネージャーには、今でもとても感謝している。

そのときに、渡されたのが「値段のないメニュー」で、僕にとっては初めて経験だった。値段のないメニューの主な役割は「料理の値段を気にせず選んでください」ということだけど、初めて手にすると、少し戸惑う。普通、レストランでオーダーをするときは、料理と値段の両方を見て「今日は、ウニのパスタを食べたいんだけど、¥○○はパスタにしては高いなぁ…」と、ついコスト計算をしてしまう。特にご馳走になるときは、なおさら値段に気を使うことが多い。

いつの間にか年月が経って、お世話になった人を僕が招待をする側になった。そんなときには、レストランにお願いをして、「値段なしのメニュー」を相手に渡してもらう。はじめ、相手は戸惑うけど、最後は観念して自分が食べたいものを注文するしかなくなる。そして、オーダーを取るサービスの人も「このテーブルは接待なんだな」と配慮してもらえる。

「隠す」という言葉は、「ウソ」に近い、ネガティブなイメージで使われることが多いけど、隠すことの美徳って意外にあるような気がする。
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by tomohiro_maeda | 2005-06-30 00:39 | プライベート
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