プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

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近くて、遠いもの。遠くて、近いもの。
昨日のエントリーにつけていただいたDancingFujisanさんの「ああ、日本はいい国だなあ」っていうコメント、ちょっと心の琴線にふれました。触発されて、今日は建築についてのエントリー。

ちょっと前までの日本のメディアって、やや左翼寄りだったから、西洋賛美みたいな風潮はたしかに存在していたし、自分たちの事を謙遜せずに「いい」っていうのは、いまでも責任と勇気がいると思う。

それでもやっぱり、日本はいい国だと思う。もちろん、環境や政治や経済にしても問題点はたくさんあるけど、誇れることもたくさんある。特に建築、アート関係は海外での評価は高い。

たとえば、遠近法はレオナルド・ダ・ビンチ(1452-1519)が「最後の晩餐」を描くのに用いて有名になった。絵画や建築の世界では遠近法を発見したのは、イタリアのフィリッポ・ブルネレスキ(1377-1446)だっていうのが定説になっている。ところが、日本の鶴岡八幡宮(鎌倉)の参道の設計には遠近法、つまり目の錯覚が効果的に使われている。参道は海側が低く幅が広く造られ、終点の本殿側が盛り土をされて高く狭く造られていている。これは参拝者が海から本殿を見たとき、とても遠くに、巨大な本殿が立っているように見えるように遠近法を利用した錯覚。

現在の配置になったのは1191年のことだから、ブルネレスキの発見より200年くらい前のことになるかもしれない。(ちなみに現在の八幡宮の本殿は1828年に再建)。

この遠近法と八幡宮の話は、外国人向けの英語のガイドブックに載っていて、日本人でありながら最近まで聞いた事がなかった。

ブルネレスキより日本の大工の方が早く遠近法を発見したっていう物証や歴史的な議論は専門家に任せるにしても、とりあえず、イタリア人も日本人もスゴいなぁと思わずにはいられない。

錯覚を使うのはマジシャンだけじゃない。
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by tomohiro_maeda | 2005-09-05 04:31 | その他
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