THE U.S.PLAYING CARD COMPANYは、1891年に始まった。その当時、石炭をエネルギーとしていた関係から、水路と陸路をもつシンシナティが印刷、機械、科学、に特化した街として繁栄する。
しばらくして、オフセットと呼ばれる、現代では商業印刷の主流となった印刷技術が取り入れられた。オフセット印刷は、凹版印刷とも呼ばれ、同時多色刷り、高速印刷が可能になった。
初期のオフセット印刷の設計図
USPC社が設立されたことにより、ニューヨークで1848年からA.Doughterty社によって作られていたタリホーブランドは、オハイオ州のシンシナティで生産されることになる。
↑当時のタリホーのパッケージは、側面に書かれた会社名、住所以外は、現在とほとんど変わらない。写真の箱は金色のインクで印刷されたバーション。
初期の頃の鉛製の凸版。
1910年頃の凸版の銅板。(つづく)