青山の会員制クラブで打ち合わせ。十数年前にポーター(入り口で車を預かったり、ドアを開ける係)だった人が今は総支配人になっていた。そんな映画のストーリーのような出来事を目の当りにして、チョット感動的。
その後、パルト小石さん主催の「ソバ・ナイト」に行く。これは岐阜のそば打ち職人をゲストに囲んで、ソバを切らせてもらったり、あんな人やこんな人とみんなで楽しむ会。
参加者は「そばチョコ」持参。色とりどりのそばチョコが、バーのカウンターに並ぶ。「結構なお道具で…」という言葉が交わされる。これは本来、茶道の決まり文句で、『いい趣味の器を使ってますね』という意味。今日はおいしいソバを食べられることが保証されているから、みんなご機嫌。
そば粉を使った前菜や鰊、三種類のソバをいただいた。特筆すべきは「釜揚げソバ」。茹でたソバをそのそば湯ごとドンブリに入れて出してくれる。ブログを通して知り合った人とも、同じドンブリのソバを食べて、さらに仲良くなれたような気がした。
写真のソバを打っている手は、僕じゃなくて、素晴らしい声とビックリ箱のような博識のあの人