僕のアルコールをたしなむ量は、ランチならワインかビールをグラスに一杯、日が落ちてからは、食前に一杯、食後に一杯くらい。
今ブログを書きながら飲んでいるのは「 RUBY PORTO」というポートワイン。名前の通り、輝くルビーのような色をしたポルトガルのワイン。ブドウとブランデーから造られたこのお酒は、寒い夜でも飲むと身体の内側から温まる。
サントリースクールの校長の花崎一夫さんと対談したとき、お酒には色が大切という話を聞いた。美味しいだけでなく、美しい色。
近年は、きれいな色の食品や飲み物を敬遠する人もいる。「着色料に決まっているさ」と。でも、自然のままで美しい色や形のモノ、造る人が大切にしていることもある。
何かについて少し知って、それを愛でる気持ちが少し増す。そんなとき、僕はひとときの幸せを感じる。
花崎さんとの対談「COCKTAIL × MAGIC」は、現在発売中の
サントリークォータリーに掲載されています。