最近、会話の中でカタカナを使うことが多くなった。たとえば、「プライオリティ」。これは「優先権、先にするべきこと」を意味するけど、日本語で言うと、人を主語にしないとシックリこないので、カタカナの方を好んで使う。たとえば「○○さんに、優先権がある」と発言するのは良いけど、「ブログの方が優先権がある」って言うと、少し意味が分かりにくくなる。
しばらく前までは、こんな風に外来語やカタカナを、やたらと使う人をあまり信用していなかった。でも、自分でも気がつかないうちに、たくさん使っていて、ちょっと恥ずかしくなることがある。
それでも、やっぱりカタカナを使うことは楽しい。最近は僕の友人の間では「ダンドゥー」というカタカナ単語が流行っていて、
「キムさんってさ、最近ちょっと『ダンドゥ』し過ぎだよね…」
なんて、使う。そのフレーズの意味は無いけど、なんか楽しくなる。
アフリカ帰りのミュージシャンに、そんな遊びのことを話したら、
「太古の言葉ってね、そんなふうに生まれたんだと、僕は思うんですよ」
って、教えてくれた。
新しい言葉と古い言葉の、昔からの関係。