4月2日から開催中の、「無垢材のある生活」展に行った。これは、ネイチャーデサイン(岡崎製材)とモダンリビングで連載中のINFILL(インフィル)とのコラボレーション。
社長の八田さんなど、岡崎製材の皆さんと木の話を始めると、時があっという間に過ぎる。気がつけば、OZONEの閉館の時間。ますます、様々な木に囲まれたトークショーに出演することが楽しみになった。
会場は樹の香りがただよい、まるで森林浴をしているかのよう。
展示のなかでも、圧倒的な存在感があるのは屋久杉だ。色合いも濃く、木目も信じられないほど細かく密集している。なによりも千年以上生きて来たという迫力がにじみ出ている(屋久杉と呼ばれるのは樹齢千年以上のモノ。自然倒木したものが売買されている)。
屋久島へは、友人のピアニストに誘われて初めて訪れた。森の中に入ったときの「空気が濃い」ような感覚は僕にとっては強烈だった。
こんな都心のど真ん中で屋久杉に再会できるとは思ってもみなかった。