プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

「人を動かす秘密のことば」出版しました。

「知的な距離感」も好評出版中。


DVD「奇跡の指先 前田知洋 プライベートレッスン

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Pink Ribbon 2007

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カテゴリ:衣装、アクセサリーなど( 16 )
アルティメット
アイロンを買い替えた。

先日友人と話していたら、

「アイロンはね、コード付きのほうがバンバンかけられる」

っていう話になった。僕もコード付きを愛用しているが、仕事柄シャツばかりをかけているせいか、アイロン面がだいぶすり切れてきた。

電気量販店に行ったついでにアイロンをチェック。利便性からか、コードレスアイロンも多いけれど、コード付きにこだわる人もいるらしく、一角にコード付きがまとめて置いてある。

さまざまな機種の熱量、蒸気の量が表にまとめてあって、

「ふむふむ、蒸気量は95g/minute か…」

と理科系の僕には吟味しがいがある。

最近のアイロンはスタイリッシュ。名前も「アルティメット」とか「アクアターボ」とか「スーパーグライド」とか、DOOMなどのFPSに登場する武器の名前みたいで男心をそそります。
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手元の右のボタンを押すと「(ハイパーショット)バーチカルスチーム」というスゴい技を繰り出します。左側のボタンはアナログチックに先端から(スチームではなく)霧吹きの水がでるのも便利で泣かせます。
by tomohiro_maeda | 2010-10-07 23:29 | 衣装、アクセサリーなど
Rose gold
もうどこだか忘れてしまったけれど、ロンドンにあったアンティークショップでゴールドの指輪を見つけたことがあった。貴金属ばかりを扱う店だったので、鉄格子の入ったガラスのドアの前に立ち、ブザーを鳴らすと奥から初老の店主が現れて鍵を開けてくれる。90センチ巾のショウケースが2個置いてあるだけの小さな店だった。

僕が気に入った指輪はシグネットリングと呼ばれる男性が小指にするタイプ。シグネット(印章)名前の通り、たいていは何か本人を表すマークが入っていて、その指輪も誰かの印(しるし)が入っていた。それがどんなデザインだったかは忘れてしまったけれど、はっきりと覚えているのはそのゴールドの地金だった。わずかにピンクがかっていて、店の主人に聞くと「ローズゴールド」だという。

ピンクゴールドというのは日本でも聞いたことがあるけれど、それとは少し違っていた。値段を聞いて、(1ポンドが250円のころだったから)二日間ホテルで悩んで、もう一度訪ねたら店は閉まっていた。帰国の日になり、結局その指輪は手に入らなかった。

それから何年もたって、友人夫妻とお茶を飲んでいたら、ふとしたことから「腕のいい彫金師がいる」という話になった。僕はローズゴールドのシグネットリングのことを思い出し、頼むことにした。

一年ほどして、(友人夫妻と彫金師の人にはいろいろとワガママな希望を言って苦労をかけてしまったけれど)リングが手元に届いた。小指に通したら、ぴたりとフィットした。
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by tomohiro_maeda | 2010-06-22 01:39 | 衣装、アクセサリーなど
黒 on 黒
 最近はジャケットやシャツを買うと、ブランドがわかりにくいことがある。内ポケットの辺りのタグには、小さなサイズのフォントで控えめにブランド名が刺繍されている。新しいブランドならまだしも、パリ・コレクションの常連のようなメゾンでさえもだ。

 たぶん、ジャケットの裏側のタグをチラリと見せて

「ほら!あのブランドのジャケットだよ」

 と自慢する時代は、とっくに過ぎ去っているのかもしれない。生地や仕立て、シルエットで勝負するメゾンの潔さを感じるし、前よりもずっと目が肥えた人が増えたせいもあるのだろう。

 ブラック・オン・ブラックと呼ばれる、黒地に黒の糸でデザイナーの名が刺繍されたものや、ホワイト・オン・ホワイト(白地に白糸)も数年前からよく目にする。そんなときは、よく目をこらさないと何が刺繍されているかわからない。

 「目立たないことで、目立つ」

逆説的だけれど、時代の先端をいくファション業界らしくて、とても面白い手法だと思う。
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ブラック・オン・ブラックと呼ばれる、黒地に黒の糸で刺繍されたタグ。なにか、暗号かトリックのようでワクワクする。
by tomohiro_maeda | 2009-10-13 00:58 | 衣装、アクセサリーなど
じつは、すごい便利だった
 けっこう前から、缶飲料のプルトップを開ける便利グッズがあるのは知っていた。女性のマニュキュアを傷つけないことを想定しているから、フェミニンなデザインが多い。僕のようにマニュキュアをしている男性は希少動物のように少ないから、なんとなく使うのはあきらめていた。

 だから、ネイルを塗った直後や出番直前に缶ジュースを開けるときは、カギを使ったり、ペンのキャップを使ったり…と苦労する。何も無いときには、見ず知らずの人に

「すみません、缶開けてもらえますか……?」

と頼んだこともあった(意外だけど、みんな親切に快諾してくれる。さすがに、これは奇妙なお願いなので最近は自力でなんとかするようにしている)。

今日見つけたオープナー(キーリング)は、男性がポケットに入れていても違和感の無いデザイン。デンマークのクラウン・ジュエラー、ジョージ・ジェンセンのステンレス・ラインと呼ばれるシリーズのひとつ。プルトップを開けるのに使ってみたら、驚くほど便利で感動した。象の鼻の部分のサイズがプルトップリングにピッタリに出来ていて、鼻の絶妙なカーブがテコの原理か、弱い力でも簡単に開く。

こんなことなら、もっと早く買えば良かったなぁ……。
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by tomohiro_maeda | 2009-10-05 20:57 | 衣装、アクセサリーなど
虫の働き
ファッションの世界ではいろいろと流行があって、トランプ模様だとか、ドクロマークなんかが頻繁にトレンドになる。

あるメゾンでは、今期のワンポイントが"bug(バグ)"。この言葉、近年では、ゲームソフトやアプリケーションが旨く動かない部分についての使われ方が多い気がするけれど、本来は「ムシ」のこと。

今日のパーティで僕が選んだのは、ハチのシャツにスパイダーのネクタイ。スパイダーは、やっぱり少し怖いから、ブラックの生地に濃紺で目立たないようにコッソリと刺繍がしてある。

ハチは、シャツのおへその横に小さく縫われている。

マジックは衣装に仕掛けがあると思われがちだから、熱心な観客は小さなハチを目ざとく見つけ、

「マジックのシカケだと思ったけれど、ハチの模様だったんだね」

と云う。

「ハチのように、一生懸命に働いていますから…」

と、僕は答える。

観客がそのセリフを信じているのかは、わからない。けれど、僕がそんなセリフを言い終える頃には、観客はマジックのシカケについてすっかり忘れている気がする。

虫の働きは、やっぱりありがたい。
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by tomohiro_maeda | 2009-06-17 02:37 | 衣装、アクセサリーなど
UOMOとかBRIOとか…
 もうコメントしてくださった方もいらっしゃいますが、現在発売中のUOMO 2009年1月号(集英社)BRIO 2009年1月号(光文社)に記事が掲載されています。

 こういったマガジンにはカッコいい人の写真が多いから、気恥ずかしいやら、照れくさいやら、ありがたいやら…。

 テレビなどでは「顔よりも、手とトランプばっかり撮ってください…」とお願いすることが多い。ディレクターやカメラマンは冗談半分だと思うのか「え!?」っていった後に笑うけれど、「そんな時間があるんだったらゲストの俳優さんの素敵な顔を、お茶の間に…」と叶うか否かのリクエスト。

 それでも、やっぱり、僕は書店で(資料保存用にと)つい2冊づつ買ってしまうから、「人間の心は複雑だなぁ」と感じる、今日この頃です。
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by tomohiro_maeda | 2008-11-25 01:02 | 衣装、アクセサリーなど
再会
 おおよそ20年ぶりに友人から電話をもらった。「日本に滞在中なので会えないか」とたずねられ、急遽、会うことにした。

 僕と彼は、同い歳。「マジックさえ出来れば、それだけで幸せ」という頃を、ハリウッドで共に過ごした。

 けれども、彼は、僕とは違い、いわゆるサラブレッドで、幼少の頃から舞台に立ち、スター・マジシャンの両親と共に世界中のステージでマジックを演じていた。

 僕はクロースアップ・マジシャンで、彼はステージ・マジシャン。マジックを始めたのが遅かった僕とは、住む世界は違ったけれど、なぜだか彼とはマジックの話題だけではなく、いろいろなことでフィーリングが合ったような気がする。彼は、マジックの腕もさることながら、ネクタイの結び方が僕の知る誰よりも粋だった。

 滞在するホテルのロビーで再会した彼は、とても幸せそう。僕はそのことに、とても嬉しくなった。

 あれから年月はたったけれど、彼は変わらずネクタイを上手に結んでいて、僕らは昔と同じように色々な話をした。唯一昔と違うのは、ほんの少しだけ、昔話が多くなったことくらい。
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by tomohiro_maeda | 2008-05-08 03:31 | 衣装、アクセサリーなど
足元を見る
日本語の慣用句に「足元を見られた」というフレーズがある。なにか「バカにされた」という語感で使われることが多い気がするけれど、本来の意味は「素性を知られてしまう」こと。

映画「羊たちの沈黙(1990年ジョナサン・デミ監督作品)」の中でも、主役のスターリング捜査官が、レクター博士に靴でプロファイリングをされてしまうシーンがあるから、文化を問わない評価基準になっているのだろう。

僕が好んで演じる靴下のマジック、「Ten socks in a bag」は、そんな意味で一番最初に演じることが多い。

マジックの見方は人それぞれでかまわないけど、

「僕はこんなマジシャンです」

そんなつもりで、このマジックを演じている。
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by tomohiro_maeda | 2007-09-30 23:46 | 衣装、アクセサリーなど
ドレスコードって…
最近はよく、「ドレスコードって、どうしたらいいのでしょう……」というご質問をいただきます。

原則的なルールは…

日中のパーティでは、シルクやラメなど、光沢のある素材の少ないもの、女性であれば肌の露出のすくないものが向いています。

具体的には
女性は、ワンピースやパンツではないスーツ、留袖、振袖。

男性は、ダーク(色の濃い)スーツ、白いシャツ、ネクタイなど。

しかし、ドレスコードは、着ている本人自身がオシャレを楽しむためでもあるので、原則を厳守という訳ではありません。周囲の人が眉間にしわを寄せず、自分がその場で居心地が悪くなければ、それで良いはず。

自分が善いと思うことと、社会が是とすることの真ん中くらいがいいと、僕は思っています。

ただ、プライベート・クラブなどでは、丈の短いボトムやサンダル、デニムなどは入り口で断られてしまうこともあるので、ご注意を。

ロンドンで見つけたフランスの帽子のデザイン画。背景に薄く描かれているのは競走馬。当時、レディがホース・トラックにいくときには帽子着用がドレスコードだった。
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by tomohiro_maeda | 2007-07-19 00:29 | 衣装、アクセサリーなど
Turnbull & Asser
ロンドンに住む人と話していると、一日に一回は英国王室の話題がでる。新聞売りのスタンドに掲示される見出しにも、メンバーの名前がたびたび登場する。

それに便乗してエントリーをするならば、昨日訪れたのはダイアナ妃がチャールズ皇太子にシャツをプレゼントしたテイラー。背広の語源になった有名なストリート、サヴィルローから少し離れた場所にある。

スタッフの接客やスーツとシャツとタイの組み合わせも絶妙なので、ロンドンを訪れたときは、ぜひお立寄を。そのときは、自分のジャケットとタイを着けていくとコーディネートがしやすいかも。
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ロンドンでは、写真のようなワイド・スプレットの襟を「 Cut A Way」というと、接客をしてくれた店員が教えてくれた。
by tomohiro_maeda | 2007-07-14 02:30 | 衣装、アクセサリーなど
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