プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

「人を動かす秘密のことば」出版しました。

「知的な距離感」も好評出版中。


DVD「奇跡の指先 前田知洋 プライベートレッスン

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益田さんという人
海外で仕事をすると、ときどき「日本から来たのなら、あなたのマジックを見るのが楽しみです」みたいなことを云われる。

初めて云われたときはキョトンとした。けれど、写真家、建築家、ピアニストなど、海外で活躍中の日本人がいることを知れば、なんとなく納得をする。

サザビーのオークションに出品されると、瞬く間に作品が競り落とされる写真家の杉本博司さんやグラミー賞ノミネートの小曽根真さん、初期のハリウッド映画に出演した早川雪舟さんなど…。

マジックの世界でも益田克也さんが考案するトリックを誇らしく思う。僕は、十数年前に初めて彼のトリックをみてから、尊敬をしている。

才能がありながら謙虚であること。それがまた素晴らしい。
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by tomohiro_maeda | 2007-03-30 23:31 | 控室譚
ゲツヨル
日本テレビ系「ゲツヨル」の収録。嬉しいことに2時間の特別枠。贅沢なことに、スタジオでおこなわれた4時間分のマジックをイイトコドリ! 4月9日放映予定です。

写真は仲良し3人組。他にも国内、海外ゲストあり。僕の尊敬する、あの2人組のゲストも出演しまーす。お楽しみに!
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by tomohiro_maeda | 2007-03-27 04:08 | 控室譚
連結
自分がサインした、たった一枚のカードが、指を鳴らすといつもトランプの一番上から現れる。

もちろん、マジシャンは本当の魔法使いじゃないから、いろいろな身体の性質、たとえば視覚の特性や、記憶の曖昧さなんかを利用して観客に不思議なことを見せる。つまり、頭と身体が分かれていると思い込んでいる人たちだからこそ、より不思議に感じることを利用している。

小さな子供がマジックを見ると、情報を頭で上手く整理しないから、「あ、サインしたカードがイッパイあるんだ!」なんて、奇妙なことをいう。でもそれが、視覚から受け取った脳の情報をそのまま処理しているっていうこと。つまり、自然な形で頭と身体がつながっている状態。

大人に成長する過程で、いろんなことを経験して、今見たことを過去の経験に関連させて考えるようになる。さっきの例では、「自分がサインしたトランプは1枚しかないはず!」みたいにね。

マジシャンは、こんなふうに人間が信じている合理性や論理性が、真実じゃないかもしれないように見せる。

何だか、マジシャンのセリフみたいで煙りに巻かれたみたいって感じた人には次の調査の話を。

ペンシルバニアのピッツバーグ大学が調査では、この大学を卒業した男性のうち身長が188センチ以上198センチ以下の男性の方が、183センチ以下の学生よりも初任給が12.4パーセントも高かった。(出典/非言語コミニュケーション/ヴァーガス/新潮社)。

つまり、身体的な特徴を「能力が優れている」という動物的な本能に、論理が騙されてしまった結果になった。もちろん、身長と能力に絶対的な相関関係はない。

同様の例としては、小学生の低学年では身体が大きかったり、運動能力のある女の子が男の子に人気があるけれど、年齢が上がるにつれて、大人の好みと同じように「優しい、おとなしい」といった好みに移り変わっていくという話を学校の先生から聞いた。

やっぱり、頭と身体、両方が大切っていう話。
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シアトルマリナーズ、横浜ベイスターズの佐々木主浩投手の手。大きくて、とてもバランスがとれた形が印象的だった。大きく、且つ、優秀の例として。
by tomohiro_maeda | 2007-03-23 16:56 | 控室譚
星の数
国立新美術館にオープンした、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼのパーティに招待された。レストラン「ポール・ボキューズ」は、ミシュランの3ツ星を1965年から獲得している。

ミシュランについては、もうご存知だとおもうけれど、星の数が1〜3まででレストランを評価する歴史と権威がある料理のガイドブック。

評価は、

星1つは、旅行の行程で通るなら立ち寄る価値あり。

星2つは、旅行を遠回りしても立ち寄る価値あり。

星3つは、そのレストランを訪れるために旅行を計画する価値あり。

なかなかフランスのエスプリのある表現の仕方だと思う。

ムッシュ・ボキューズは、1975年にエリゼ宮での晩餐会に、パイ皮でフタをしたトリュフのスープなどをサーブしてレジオンドヌール勲章を授与されている。

僕はこの料理を玉村豊男さんの著書で知った。世界中のレストランでも同様のスープがメニューに載るけれど、「ボキューズ風」との敬意を込めて、注釈が付けられていることが多いのだそう。

すべての食事の後、僕らはムッシュ・ボキューズと、彼の料理をサポートした若き日本のシェフたち、今日の料理に対して、長い長い拍手を贈った。
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by tomohiro_maeda | 2007-03-21 11:22 | 日常のエスプリ
入れ物
 人間は視覚から入った情報の優先度が高い。平たくいうと、「見た目」を大切にする。けれども、その反面、外見ばかりを気にする人を蔑んだりする風潮も残っている。

 ブランドの服を着る人を是とする人もいれば、まったく逆の反応をする人もいる。「キチンとした格好」の定義が人によっては、「洗濯されたアイロンの当たった清潔なシャツ」を意味していたり、「裏地の付いたジャケット」だったり、女性の場合は「ハイヒール」だったりすることもある。

 けれど、服を選ぶのはそんなに難しいことではないかもしれない。こんな場所では、こんな服という習慣やルールが、比較的そろっている。

 その服が包み込んでいる身体の使い方について、注意深くなる人は少ない。それぞれの体のパーツの形、サイズや重さについて重要だと信じる人は多いけれど…。

 素敵な笑顔や魅力的な表情は人々の心をとらえる。それには誰も反論しないと思う。そのモノの形は簡単には換えられないけど、それよりも使い方が大切だと僕は思っている。

 ツンとすました顔や苦虫を噛んだような表情よりもニコニコしている方が人々に愛される。外側、つまり服装も大事だけれど、どんな気分かってことも大切にしなければ、人生の価値は半減してしまう。

 そんなことを美しく盛りつけられたアペリティフを見て思った。
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by tomohiro_maeda | 2007-03-16 23:05 | その他
証拠
ホテルの部屋で目が覚めると、窓から雪が降っているのが見えた。車なので帰りが心配。7時45分から朝食会。

ショーには、このブログを読んでくれたり、コメントをくれる方々も来場してくれて、少しだけ言葉も交わすことができた。中には、「ニコライさんによろしく伝えて下さい…」って言ってくれた人もいて、ニコライ、ちょっとした人気。

夜の公演が終ったあと、片付けの手を止めて、バンケットのホテルのスタッフ全員が拍手をしてくれた。僕には初めての経験。とっても感動した。

軽く打ち上げをして、雪が強くなる前にホテルを出発。

自宅に戻ると、さっきまで舞台の上にいたことや、空に舞う雪が幻想のように感じる。

コンピューターを立ち上げると、ショーに来てくれた人たちからメールが。やっぱり、夢じゃなかったことを再確認して、一人で乾杯をした。
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by tomohiro_maeda | 2007-03-13 03:10 | 控室譚
銀座日記
銀座のアップルストアにマックを持ちこむ。持ち込むといっても、ノートブックじゃなくて、20インチのディスクトップ。問題は、僕の目的地は2階にあって、ストアのエレベーターはガラス張りで、ユックリ動く。何か、おおっぴらな万引きみたいに見える不安がよぎったので、健康そうな男性スタッフに声をかけて、車まで取りにきてもらった。

そしたら、彼に「予約時間がくるまで、どんなふうに待ちますか?」ってたずねられて、その気遣いに感激した。マニュアルっぽい、杓子定規な対応が目につく昨今、とっても柔らかい対応だと思う。

「え〜とね…、2階で『マックに悩む人々』の顔を眺めてる」って僕が答えると、彼は「わかりました」といって、おもいディスクトップを抱えて爽快に階段を上がっていった。

そのあと、ホテルのショーが近いので、ネイルサロンへ。新しいベースコート(マニュキュアの下塗り)を塗ってもらった。このベースコート、新しい素材で、乾くとゴム状になって、固まらないらしい。

マニュキュアをしていて困るのは、車のリアゲートを開けたりするときに、爪の先端がかけてしまうこと。だから、いつまでも固まらないベースコートは、僕にとっては、かなり理想的。

中国盛唐の詩人、李白は、柳や竹の柔らかさを愛でた。柔軟であれば、雪や強い風に、枝が折れることはない。

夕刻の銀座の風は、まだ冷たかったけれど、もうすぐ柳の新芽は淡いグリーンに。
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夕食は松屋デパートの8階で丼。
by tomohiro_maeda | 2007-03-08 23:46 | プライベート
青い色を含んだ光
 前回にビーチグラスのエントリーをしたら、やっぱり海辺を歩きたくなった。海岸に着いたら、あいにく潮が満ちている。今の季節は、午后が満潮どき。ずいぶん水が上がっていた。

 月の力によって、海の水が引っ張られるなんて、なんか物語のなかのフィクションのよう。そういえば、赤道に近いバリ島にいったときは、泳いでる最中に潮がどんどん引いていくのがわかった。

 今日は北風。陸側から吹く風は、海の浮遊物をどんどん岸から遠ざける。海の道路のガードレールに身体を預けて、水面を覗き込むと、青く透明な水と白い砂が見えた。

  一年に一回くらい見る、僕の大好きな夢は、こんな色違いの水の中を泳ぐこと。

 エントリーを打つ手を休めて、視線を上げると満月が見えた。こんな夜は、たくさんの海水が月の力にひきつけられる。
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by tomohiro_maeda | 2007-03-03 21:21 | その他
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