プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

「人を動かす秘密のことば」出版しました。

「知的な距離感」も好評出版中。


DVD「奇跡の指先 前田知洋 プライベートレッスン

応援したり、されたりのリンク



Pink Ribbon 2007

リンク用バナー




<   2008年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧
マーブル・フット
イグアナボイスのキムさんとモダンリビング編集部で来月のアップルストア・イベントの打合せに。早めに青山に着いたので、2軒ほどインテリアショップをまわった。ときどき顔を出すショップでも、キムさんと行くと興味を持つ対象が違うので何だか新鮮。

そういえば、最近買ったインテリアで意外に良かったのが、丸の内のコンランショップで購入した「白い石の足」。はじめはオブジェとして床に置いておいた。ある日、扉を解放しておく必要があって、何気なく玄関扉のドアストッパーに使ったら、重さといい姿といい、妙にハマる。もしかしたら、本来はドアストッパーのために作られたものなのかもしれない。

難点は、白い石の足が玄関に貼ったスレートのような磁器タイルに蝋石で書いたような白い跡を残してしまうこと。いちいち手で持ち上げて移動させるのが面倒くさいので、つい自分の足で、「石の足」をズルズルと引きずってしまうからだ。

石の足は、ほぼ実物大。ふと思いついて僕のサンダルの片方を履かせたら、シンデレラのようにピッタリ入った。僕はアイディアを自画自賛して、白い石の足はタイルにキズは残さなくなった。けれど、サンダルをはいた白い足が妙に生々しくて来客をビックリさせてしまいそう。

やっぱり、素足に戻した。白い跡は、ときどき雑巾で拭けばいい。

きっと、より便利なドアストッパーは探せばあるのだろうけれど、僕は重くて白い石の足、玄関のドア、そして雑巾の組み合わせを、とても気に入っている。
d0036427_23475477.jpg

by tomohiro_maeda | 2008-08-27 00:00 | その他
丼の力
「今年は夏バテをしないなぁ〜」なんて思っていたら、あっという間に涼しくなった。ガーデニングなどで一日太陽の下にいて、日が暮れるとシャツからズボンまで汗でビッショリなんて過ごしながら、夏バテをしなかったのは、たぶん「丼(どんぶり)モノ」のせい。

夏の初めに六本木のブックストアに趣味の建築の本を探しに行き、なぜか「丼もの」の料理本を買って帰った。しばらくは放っておいたけれど、その本に載っているレシピがなかなか良くて、写真がキレイだから作る意欲も湧いてくる。

家で作る丼物は、自分で野菜などの材料のバランスを調整できるから、意外にヘルシー。作り方も数行で説明されているので労働で疲れているときは、なおさら嬉しい。

ある日はカレー丼、その次はスキ焼き風牛丼、そのまた次はハワイのロコモコ丼…、なんて調子。ダシのきいたカレー丼にキノコ類が合うことなどを初めて知った。

「こんなにハマるなら…」と近くの瀬戸物店で手頃な値段の器を買った。フタ付きのドンブリで食べると、ほんの少し自分の料理の腕が上がったような気がするから不思議だ。誰もが思い描きそうな典型的な形と色のドンブリで、しばらくして同じものを数客買い足した。

丼もの料理には思わぬ副作用があって、気の知れた友達に突然電話をして「あのさ、カレー丼作るんだけど、来る?」などと誘うと、ほぼ確実に遊びにくる。

こんなふうに僕は今年の夏をすごした。
d0036427_1284148.jpg

by tomohiro_maeda | 2008-08-23 23:55 | プライベート
プロダクト・デザイン
d0036427_2202147.jpg
キムさんと話していたら、ひょんなことからプロダクト・デザインの話になった。

いわゆるオーダーメイドと呼ばれる受注品は、それはそれで贅沢なモノだと思う。世界に一つしかないし、そのために作るわけだからピッタリとおさまりがいい。

けれど、何かモノを作ったことのある人ならわかると思うけれど、服であろうと機械の部品であろうと、それを何百、何千と量産するのは大変なことだ。ましてや、精度を維持することは、なおさら難しい。

僕らはどうしても、量産品はださくて、オーダー品は素晴らしいなんて勝手に想像してしまうけれど、それがどんな物かによって結論は異なる。

そう考えて身の回りを見ると、量産品でありながら完成度の高いデザインは意外に多い。

写真はガーデニング用に買った分水用の蛇口。庭の植物に水を与えるため付け替えようと、何気なく近所で買ったもの。こういった製品は、精度が高くなければ水が漏れてしまうなどの機能に支障が出る。それでいて使いやすくデザインされている。

完成された形に、僕はしばらく付け替えるのをやめ、テーブルの片隅に置いて眺めていた。けれども、遊びにくる人たちに「なんで蛇口が飾ってあるの?」と何度も質問を受けると、自分が変わり者のように思えくる。

その蛇口は、今は庭の片隅で秘っそりと水を止めている。僕は植物に水をやるときに、土のついたスコップを洗うときに、ときどき立ち止まってはその蛇口を眺めたりしている。完成された形は気分がいい。
by tomohiro_maeda | 2008-08-19 22:10 | その他
もとい、残暑お見舞いコメントマラソン
d0036427_2148789.jpg
真夏日がつづいておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

暑さしのぎと言っては何ですが、前回のエントリーのコメントに返信です。今回コメント返信できなかった方々、ご容赦のほどを。(タイトルとテキストを残暑見舞いに替えました。marionetto-3さん、ありがとう!)

†はるへ†さん
 一番にコメントをいただき、ありがとうございます。

†はるへ†さんのコメントは、いつも記号の使い方がキュートです◎

ホーリーさん
 僕も来客のときは頭を悩ませます。接待もしつつ、相手の好みに合いそうな料理を出すって、やっぱり難しいです。いいアイディアがあったら、コメント欄で教えて下さいね。

みゅうさん
 たしかに「食」は感性を直撃するから「あの店のアレが食べたい!」っていう思いは衝動的になりがちかも。外国からのコメント、カッコいい!

marionetto-3さん
 久しぶりのコメント、感謝です。深海の生物に詳しい小学生の女の子が同席していて、いろんなことを教わりました。そんなわけでみんな興味津々で盛り上がりすぎたかも……。marionetto-3さんもお元気そうで何よりです。

suzumenouta(紫乃)さん
 猫って記憶力がいいみたいで、2年ほど前にカメラのレンズを向けていたことを覚えているらしく、そんなに怖がりません。薄目を開けてコチラを一瞥したあと、また昼寝に戻りました。

ごまっちさん
 「毛皮を着て生きていく」ってどういう感じなのでしょうね。冬はもちろん暖かそうだけれど、やっぱりポイントは風通しのいい場所ってことなのでしょうか。うちのヒミツの定位置は「眺めがいい」というのがポイントのような気がしています。

shabbystyle-kaoさん
 「猫は自分の模様や母親の模様に似たパターンの異性にひかれる」って、ヘミングウェイ・ミュージアムの館長がインタビューで語っていたような気が……。ちなみにミュージアムには60匹以上の猫が暮らしているそうです。
ヘミングウェイ・ミュージアムのサイト

Kさん
 お褒めの言葉を頂戴して恐縮です。コメントを拝見してスタニスラフスキーが云った「人間の身体は楽器と同じで、常に正しくチューニングさせておかなければならない」という言葉を思い出しました。これからも変わらぬ応援をいただけたら幸いです。

mokoさん
 僕も未経験の食材がたくさんあります。食べ慣れたモノもいいけれど、新しく出会った食べ物が自分の口にあうと幸せですよね。

ヒミツの親子の昔のツーショット写真はこちら
左が僕が飼う前の名の無いヒミツです。

air-loveさん
 スゴい偶然!あまり好みではなかったモノが、意外に美味しかったりすると、少し得をした気分になり、ちょっと反省したりします。「マズいと信じていて、ごめん…」みたいな感じ。「もてなすのが楽しい」っていうコメント、僕もマジックをするときに似た感覚のような気がしています。

norikoさん
 僕は気に入った器は、一度に一客ずつに買っています。そしたら、陶器屋の女主人に「男性のお客さんは一客ずつ、女性は複数客を買うことが多い」と教えられたことがあります。norikoさんのコメントを拝見して、そんな男女の感性の違いを思い出しました。

NAOさん
 ヒミツファンはいてくれて、とても嬉しいです。これからもときどきヒミツの写真をアップしますので、よろしく応援して下さい。というよりも、カメラのレンズの何かに向けると、勝手にヒミツが写り込んでいるということがよくあります。ヒミツの生活はご覧になりました?(ジャンプすると音が鳴ります)

ネコマネキ印さん
 僕のマジックでは、猫は消えませんが、あまり悪いヤツだと里子にだされてしまうかも。数日に一度は爪を切っています。どこでバリバリやっているのやら…。今朝、ヒミツは母猫に窓越しに何故か「シャ〜!!」といわれていました。

k_motonariさん
 ハモは、ウナギの白焼きを淡白にしたような、穴子に似ているといえば似ているようなような…。骨切りと呼ばれる、細かい包丁の入れ方が独特の歯触りです。いずれにしろ細長い魚の味……かなぁ…。

rainbow_colourさん
 なるほど!お盆だから!最近、ヒミツの興味は蝉。蝉がミンミン鳴いていると木の上をいつまでもジッと見つめています。ときどき木に登ってみますが、野性味を失った飼い猫なのでモチロン捕獲はできません。

AAさん
 ハモブーム!なにか、あたらしいオリンピックのウルトラCみたな語感ですが、いろいろなモノが毎年ブームになるのですねぇ…。供給が追いついているのか、ハモの人口ならぬハモ口(はもこう)が気になります。

あこさん
 母猫は仔ネコ(ヒミツ)を育てていた頃は、少し強面(こわおもて)だったのですが、一匹のときは流石にのんびりした顔をしています。どこかにヒミツの兄弟姉妹がいるのかもしれません。

Erythroniumさん
 先日、京都に行ったときに差し入れでもらった仕出し屋のお弁当、とても美味しかったです。大文字の送り火、僕はまだ見たことはありませんが、きっと感激することだと思います。旅行ができないぶん、空が高く暑い夏を僕なりに楽しむことにします。

Aya_osdさん
 「むやみにあせらないこと」も人生を楽しむ秘訣だと思っています。ハモと巡り会わなくても、誰かに甘えていても、「大器晩成」という言葉があるように楽しみながら待つのが吉のような気がします。そういう僕もファンの人たちに甘えっぱなしのような気もしています。

yu-yuさん
 たくさんのエントリーを読んで下さりありがとうございます。コメントいただいたように、昨年同様、恒例のハモパーティでした。僕も母猫と再会したときは「元気だったんだぁ」と声をもらしました。普段は、どこでどんな生活をしているのやら…。

ささねさん
 コメントもモダンリビングの感想もありがとうございます。仕事を通じて友人になり、しばらくして、また仕事仲間になったりする。そんな幸せを日々喜んでいます。矢野さんとは今年もいろんなことでご一緒する機会も増えてきました。それはそれで楽しくなりそうな予感です。

Little Myさん
 かわいいハンドルなのに哲学的、文学的なコメントが素敵です。「人類愛を語るのは…」の一文は私は存じませんでしたが、スティッキーズ(デジタルなポストイットみたいなモノ)でディスクトップに貼っておきたいぐらいの金言ですね。「ナイスなタイミング金言」、またコメントで教えて下されば嬉しいです!

 前回より前にコメントして下さった皆様にも、エントリーを読むだけの方々にも、心より残暑見舞い申し上げます。お体ご自愛ください。
by tomohiro_maeda | 2008-08-15 23:59 | その他
再会の準備
友人宅で恒例の「はもパーティ」。招いてくれたのは友人といっても、少し歳が離れている。僕らは「ハモ」といっては集まり、「正月」や「桜を見る」といっては集まる。

食事の後、DVD「ディープブルー」を眺めながら、みんなで「海はすごいねぇ」と感心する。これもまたいつものこと。いつも同じなのに、毎回楽しく、その時間はあっという間に過ぎてしまう。

そんな至福の時間の秘密は、再会のために心を込めた準備をしてくれることだと思う。買い物に行き、シャンパンや食材を選び、料理を考える。もしかしたら、それは来客のためだけでなく、普段から「生活を楽しむ」というライフスタイルのせいなのかもしれない。僕は「こんなふうに歳を重ねられたらいいなぁ…」と、いつも密かに憧れる。

あくる日、庭に飼い猫のヒミツの母猫が庭に遊びにきていた。遊びにきていたといっても、日陰で午睡をとっているようで、顔を見るのはスゴく久しぶり。ヒミツは、一度だけ母猫の近くにいって小さな声で「フゥ」とため息をついただけ。久しぶりに再会した母猫に甘えるでもなくクールな関係のようだ。母猫は夕方、涼しくなるとまたいつものように、どこかに行ってしまった。
d0036427_14252699.jpg

by tomohiro_maeda | 2008-08-11 14:25 | プライベート
透明エレベーター
d0036427_23571637.jpg
横浜の大桟橋で見たヘンなエレベーター。注意して見れば、上に行くエレベーターなのにカーゴにワイヤーがついていない。

勘の良い方ならおわかりかもしれないけれど、下にシャフトがついていて、カーゴを押し上げるタイプのエレベーター。僕は初めて見た。乗ってしまえばシャフトは見えないから、もしそれを知らずに中から上を見上げれれば、ワイヤーがついていないのでビックリする。ティム・バートン監督作品、映画「チャーリーとチョコレート工場」に登場する空飛ぶ透明エレベーターの気分をホンの少しだけ味わえる。

モダンリビングは今日発売。先日の湘南ビーチFMでも申し上げましたが、今回もINFILLのページは、素敵で不思議な矢野さんの写真、川岸さんの渾身の音楽が紹介されています。エピソードには今月はキムさんが再登場!

月刊ザテレビジョンの取材を受けました。10月号(8月24日発売)に掲載予定ですので、合わせてご覧いただければ幸いです。
by tomohiro_maeda | 2008-08-07 23:50 | プライベート
暑くても感謝
ミケランジェロ・カフェで写真家の矢野さんと打合せ。撮影が終わったあとに、どのフレームが良かったのかを僕と二人で選定していく。気に入ったフレームの番号をメモに書いたり消したりしていく。

スタジオでは照明をセッティングすると、矢野さんは「こんな感じでどうですか」と僕にカメラを渡す。僕は矢野さんの撮影する場所に立ち、矢野さんは僕の位置に立ってポーズを作る。写真家と被写体が入れ替わって、僕はプロの写真家になった気分を少しだけ味わった。こんなことを経験させてくれる矢野さんと過ごす時間はとっても楽しい。

湘南ビーチFMの「モダンリビング・コーナー」に出演のために葉山マリーナへ。南風の熱気で、すっかりリゾート風景。いつものように竹下さんの華麗なリードで、あっという間に楽しい時間が過ぎる。竹下さんが僕のブログにメール募集告知をコメントしてくれたお陰もあって、僕やイグアナボイスのキムさん宛の質問で僕らは大はしゃぎ。番組で紹介させていただいたKAOさん、とらじゃさん、ありがとうございます。
d0036427_2211122.jpg
矢野さんも僕もRHODIAのメモカバーを愛用している。カフェでデジタル・データの番号をアナログなペンでメモに書き写していくのが不思議な感じ。打合せが終わると、矢野さんはピュとヨーロッパに行ってしまった。
by tomohiro_maeda | 2008-08-03 22:49 | 控室譚
トップ | ログイン

F.A.Q.
by tomohiro_maeda
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
[情報拡散] 情報に注意。
from shabby style b..
HAPPY BIRTHDAY
from Favori ceux
巡り 変わる
from 人魚の足跡
素敵な誕生日 Dear・..
from Sweet Heart Me..
HAPPY BIRTHD..
from HAPPY LIFE
6回目の11月10日
from Dreaming-mario..
Utili-key(SW..
from 広島C級グルメ
ワインと共に~第2週目~
from Sweet Heart Me..
ワインと共に~第1週目~
from Sweet Heart Me..
エコポ 白物家電にやっと波及
from 時々時事爺
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧