「21_21 DESIGN SIGHT」で開催される
「THE OUTLINE 見えていない輪郭展」のプレビューに行った。「世界が信用するプロダクトデザイナー、深澤直人。空気を撮る、広告写真の第一人者、藤井保。二人に見えている「デザインの輪郭」とは何かーー」とサブタイトルにあるとおり、深澤さんのプロダクト約100点と藤井さんが4年間撮り続けた写真約70点で構成されている。
会場は来場者とプロダクト、オリジナルプリントのパワーが混在したエネルギーに満ちあふれていた。なかでも、一番のお気に入りは、藤井さんが写真を撮影するシーンの再現。照明があてられた被写体を前に、4X5のカメラを来場者が覗き込むことができる。その横の壁には実際に撮影されたオリジナルプリントが飾られている。
印象的だったのは
「藤井さんの写真は『光の密度』が濃い」
という深澤さんの言葉。再現では、その「光の密度」が生み出される秘密の場所を垣間みることができ、ドキドキする。
何よりも興奮したのは、開催会場から別の会場まで歩く5分間ほど、僕一人で深澤さんを独占できたこと。
(興奮しすぎて、このエントリーは続く……)
書籍「THE OUTLINE 見えていない輪郭 」もお勧め!