アルテミデのフロアライト(トロメオ)を壊してしまった。考えごとをしながら掃除機をかけていて、ライトの根元に当ててしまい、アームの根元の部品が折れた。じつは、掃除機のヘッドを当ててしまったのは、これで2度目。最初に当てたときはアルミのパーツにヒビを入れてしまい、今までだましだまし使っていた。2回目に掃除機をぶつけてポッキリと折ってしまい、けっこう落ち込んだ。
トロメオ、ごめん。
最近のご時世は、修理して使うというよりも買い替えてしまうほうが主流のようだ。先日「長く使えるから」と思って買ったドイツ製の洗濯機が壊れた。修理を頼んだら「パーツがありません」といわれて少しショックだった。そんな経験から、アルテミデもパーツだけを購入できるのか不安だったけど、代理店に電話して自分で修理すると告げたら、すぐにパーツを送ってくれた。
27年前に発表されたデザインのライトが、今でも修理して使える。
新品もいいけれど、
「やっぱり、こうでなくっちゃ」
と再確認した瞬間であった。
壊れたモノがもとに戻るって、やっぱり気分がいい。友情も愛情もフロアランプでさえも……。