封筒を開けたら、2つの輝くハートマークと「I LOVE YOU !」っていうメッセージ。「あ、フェルトペンが届いたのかなぁ…」と想像しながら、メッセージの書かれたカードを眺めると、色紙の破片や銀色のラメ、笹に似た葉っぱも入っている、とても柔らかい手透きの紙。
たぶん、10年以上前のことだと思うけど、東京アメリカンクラブというプライベートクラブでパーティがあった。この建物は元々ソビエト大使館で、いまはアメリカの文化交流のためのクラブっていう不思議なところ。
そのパーティがキッカケで「KIDS EARTH FUND」を知った。「アートを通じて、子供が子供を助ける」っていうコンセプトに共感。世界中の子供たちが描いた絵画の展覧会を開催したり、絵本やポストカードにして、その収益で紛争地域などの恵まれない子供たちに、画材や医療、救援物資などを支給している。そういったコンセプトに賛同して、ジョルジョ・アルマーニやバカラ、ハーマンミラー社、ユナイテッド航空なども協賛している。
ときどきで微力だけど、パーティに参加したり、ショーで募金のお願いとかをしている。なにしろ「子供が子供をたすける」っていうコンセプトだからね。届いたラブレターは、そんな協力のお礼だと思う。
ほんとうは、心が救われているのは僕たちなんだけれどね。
KIDS EARTH FUND