前に大阪のホテルでピアニストの
塩谷哲さんとご一緒したことがあった。それはもう、素敵でハッピーなピアノを弾く人。
その塩谷さんの友人のパーカショニストの話。そのパーカショニスト、あまりにも素晴らしい音を出すので、塩谷さんが、その彼に「何でそんなに素晴らしい音が出せるの?」ってきいたら、「たとえばね、マラカスを振るとしたら、その中に入っている『砂』の気持ちになるんだよね」って答えたらしい。
その話にえらく感銘を受けた僕は、このトコロ、いろんなモノの気持ちになってみたりする。マジックをするときにトランプの気持ちになってみたり、エントリーにコメントをくれる人の気持ちになったり…。これって結構面白い。
最近は、庭のオレンジの減りが、ヤケに早い。庭を眺めながら、そんなオレンジの気持ちになってみる。しばらく頑張っだけど、オレンジの気持ちは、やっぱり難しい。でも、犯人のリスが登場。
今年はいろんな動物の遭遇率が高いみたい。