バラの花の手入れをしていると「報酬」という言葉を考えずにいられない。ほぼ毎日のように水を与え、週に一度は虫や病気の対策をする。月に一度は肥料をまき、剪定の場所とタイミングは心を砕く。
それでも、花芽がたくさん付いて、それが大きくふくらんでくると、幸せを感じずにはいられない。花が開き香れば、このうえのない喜びを感じる。
「苦あれば、楽あり」というのは、上手いことを言ったものだと思う。でもよく考えたら、趣味のガーデニング、好きでやっているなわけだから、「楽あれば、楽あり」とも云える。仕事も含めて、いろんなことがそうなればいいなぁ……。