アガサ・クリスティのドラマを立て続けに見る。イギリスのテレビ・ドラマは衣装や内装などのディティールに凝ることが多い。ストーリーも、もちろん面白いけれど、そんなところに注目すると、より楽しい。
察しの良い方なら、もうおわかりだと思うけれど、これも仕事の一部。「ドラマを見ることが仕事だなんていいですね」って言われるかもしれないけれど、それはそれで苦労も多い。
そんなドラマの紹介を、文章にするならば、僕が書く理由、テレビでなにかを話すなら、僕が話す理由があるはず。僕のことをブッキングをしてくれる人たちは、僕を選んだ理由があるはずだから。
ところが、選んでくれる編集者なり、ディレクターは「前田さん、自由に話してもらっても良いんです」って僕に言う。僕のこと尊重してくれるのは嬉しいけれど、「自由に」ってことが一番難しいし、責任も重い。でも、難しいから楽しいってこともあるけれどね。
ドキドキとワクワクが同居する感覚。まるでジェットコースターの坂道を上がるみたいな感じ。

mixiの前田知洋コミニュティに限定コラム「インタビューの誌面ができるまで」を書きました。興味のある方はご一読を。