
国際パズル会議のつづき。箱根豆ひみつ箱の次に購入したのは、Pavel Curtisさんによるアクリルの美しいパズル、「Anansi's Maze」。
12ピースのアクリル片をケースの中に詰めるというシンプルなルール。ところが、この組み合わせを完成させると、新たにスタイルの全く違う問いが現れる。そして、それを解くとまた別のスタイルの次の問い…、といったように3段階のパズル。

この作品は2009年のマイクロソフト・インターン・パズルデイのために作られたもの。それぞれのステップは暗号解読にも似たロジカルさが必要になるモダンなスタイル(2番目の問いまでは基礎的な英単語で進めることができるけど、ファイナルアンサーの確認は辞書が必要かも)。
パズルとしては簡単なほうでないと思うけど、デザインが美しいから部屋の隅に置いていても気持ちがいい。そして、パズル会議の楽しいところは、これを考案した人に直接会えること。Pavelさんはヒゲを蓄えた人当たりのいいジェントルマン。それでいて、目の奥にきらりと光るインテリジェントが印象的だった。