プロフィール

前田 知洋
(まえだ ともひろ)
東京 生まれ
観客のすぐ側で見せるクロースアップマジックというスタイルのマジシャン。チャールズ皇太子もメンバーの英国マジックサークル、ゴールドスターメンバー。ハリウッドのマジック・キャッスルなど、海外での出演も多い。出演したテレビ番組は100を超える。インテリアと建築の本「モダンリビング」(アシェット婦人画報社)で自宅のリノベーションなどにまつわるエッセイを連載中。

さらに詳しく知るには
前田知洋公式サイト

「人を動かす秘密のことば」出版しました。

「知的な距離感」も好評出版中。


DVD「奇跡の指先 前田知洋 プライベートレッスン

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HDR
先日、深夜に米Apple社のスペシャルイベントの中継をみていて、新しいiPhone(iOS)にHDR機能が搭載されると知った。

HDRとは、ハイ・ダイナミック・レンジ(High Dynamic Range imaging)のこと。写真を撮るときに露出をかえるなどして複数枚の画像を合成したり、レンダリングを行うときにRGBのそれぞれのチャンネルのビット数を拡張する技術のこと。(ご興味のあるかたはより詳しい解説を)

この技術の興味深いところは、本来は人間の目に映る風景(おそらく、脳が認識する風景)に近づけようとしたのだけれど、やりすぎると少し奇妙な映像になる。絵画的というか、温泉などの観光地にある絵だか写真だかわからない古い絵ハガキのような違和感だ。(21世紀的な技術のたとえがヘナチョコで申し訳ない)

もちろん、絶妙な合成をすれば、それは美しい写真が仕上がる。

少し古い表現に「塩梅(あんばい)」という言葉がある。「絶妙なバランス」を意味するが、本来は梅干しを作るときの程よい塩加減をいう。適切であれば、味も良くなるし長期保存も利く。(塩が多ければ腐りにくいが塩っぱくなり、塩が少ないと薄味になるが腐りやすい。)
HDRのことを書いていて、梅干しを想像する。「人間の脳は奇妙で複雑だなぁ」と自分に少しあきれたエントリー。
HDR_d0036427_23303211.jpg
クリックすると大きくなります。
# by tomohiro_maeda | 2010-09-08 23:31 | その他
暑いから忘れました
友人からメールがあり

「辰巳さんの番組、明日でしょ!?」

すっかり告知するのを忘れていました。
(彼女は毎週ご覧いただいているらしく、僕は指摘されてようやく気がつきました)

番組について申し上げますと、先日のエントリーで紹介いたしました木村ふみさんがメインゲストの回(僕も出演)が
 
9/4(土)22:20~22:50
9/5(日)16:00~16:30(再)

僕がメインゲストの回(木村さんも出演)が

9/11(土)22:00~22:30
9/12(日)16:00~16:30(再)

チャンネルは、おもしろきれい☆10周年のBSフジ。

辰巳琢郎のワイン番組」 

ぜひご覧いただければ幸いです。
暑いから忘れました_d0036427_22201842.jpg
告知を忘れたことに、愛猫のヒミツもビックリ。暑さのおりご容赦ください。
# by tomohiro_maeda | 2010-09-03 19:11 | 控室譚
洗う
洗う_d0036427_014753.jpg
革靴が洗えることをご存知だろうか。サドルソープと呼ばれる製品で、名前の通り馬の鞍を洗うためのモノらしい。僕が使っているのはイタリアのM.MOWBRAYというブランド。ラベルには馬のイラストが印刷されていて、なるほどサドルソープといった感じ。

といっても、いつもいつも洗うのではなく、サドルソープを使うケースは、お気に入りの靴に雨染みができてしまったり、レストランでワインがかかったりなどした場合。

普段の汚れはシュークリーナーなどの手入れですむけれど、汚れのひどいモノは水とサドルソープでジャブジャブと洗う。タオルで軽く水分をとって、シューキーパーを入れたらドライルームへ。しっかり乾いたら、保革油などでトリートメント。うまく洗うと新品のように生まれ変わる。

洗えない革や、サドルソープは革をいためると主張する人もいるので、トライするときはご自分の判断で。
# by tomohiro_maeda | 2010-08-31 00:14
木村ふみさん
木村ふみさんは、食環境プロデューサー。国内外のハイアット・グループのホテルのフラワー、テーブルトップコーディネートなど、その仕事ぶりは書ききれない。

2000年には九州沖縄サミットの首相主催の晩餐会のテーブル装飾を手がけた。その年の暮れ、パークハイアット東京で開かれた木村さん主催のパーティに声をかけていただいたことを今でも覚えている。パーティと呼ぶには大掛かりで、それはむしろイベントに近かった。

その木村さんと10年ぶりにお会いして本をいただいた。辰巳琢郎さんといっしょに、ワインや食事の話をしたり、それはそれは楽しかった。(けれど、その話はまた別のエントリーにしようと思っている)

木村さんの本のタイトルは「掬(むすび)」。この言葉、「水をすくうときの手の形」がルーツらしい。本を読んで眺め、自分が出演した会場を思い出したり、空間に物がしっくりとおさまり、人と人が出会って反応していくこと、そんなことをふと想像した。
木村ふみさん_d0036427_2084068.jpg

# by tomohiro_maeda | 2010-08-25 20:08 | スゴい人
猫の怪
軽井沢へロケ。

関越自動車道の高坂のサービスエリアで「峠の釜めし」を食べた。なにしろ、釜飯でお弁当。お弁当なのに温かい。さらにいえば、釜飯の入っている陶器は益子焼で、持ち帰れば、一合のご飯や一人分の釜飯を炊くことができるらしい。じつはこの釜飯、昔から話に聞いて「すごい弁当があるのだなぁ」とあこがれていた。

峠の釜めし「おぎのや」のサイト

ロケは建築家の井口 浩さんが設計した住宅。すごい素敵。何が素敵かというと、場所も建物も住み主も全部。詳しくは次号のモダンリビングをご覧ください。
猫の怪_d0036427_404916.jpg
避暑地として知られる軽井沢町は標高が高いせいか、東京よりも10度くらい気温が低い。うちの猫はそんな気分だけでも味わいたいのか、高いところでお昼寝中。
# by tomohiro_maeda | 2010-08-21 04:00 | プライベート
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